難しいゲームのほうが、
昨今は受けるようだ。
「世界樹の迷宮」シリーズといい、「デモンズソウル」といい、
ネットでマニアに受けているのはだいたいが難しいゲームだ。
難易度を高くするのは、制作側にもメリットが多いように思う。
・歯ごたえがある、とマゾゲーファンが喜んでくれる
・シナリオを長くしなくても、長い間プレイしてもらえる(中古に出回るのが遅れる)
・「ムズすぎる」という不満を「オマエが下手だからだろ」と封じ込めてくれる
ただし、いたずらに難しくすればいいわけではない。
理不尽であってはだめだ。
頭を使ったり、試行錯誤したりすれば潜り抜けられるように作らなくてはならない。
敵をとにかく硬くする、とか、ノーヒントすぎる謎、なんてものは最低だ。
つまり、ゲームバランスに気を使わなくてはならない。
ゲームは、そういう本来的なところに回帰していくのかもしれない。